hiroshinji’s diary

生まれて小・中・高・大学生までの思い出を綴ってます

0105 市民球場での苦い思い出

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私の両親は、結婚して広島市内のアパート2か所に住んでいたが(1か所はY町だったと聞いた記憶がある)、私が4・5歳の頃からM町の市営アパートに住んでいた。いわゆるM町高層アパートではなく、それが建つ前の4階建ての中層のもの、確か3号棟の1階(312号)だったと思う。

当時はまだM小学校はなく、H、M、FがH小学校区だった。学年で7組まであったから結構なマンモス校だった。

市内中心部へは、Y駅から大学病院行きの赤バス広島バス)が通っていたが、紙屋町辺りからは歩いて帰れないことはない距離だった。

小学校低学年の頃、家族で街に買い物に行き、夕食も外食で済ませ市民球場の横を通っていると、たまたま父の知り合いが球場におり、もう5回を過ぎていたと思うが、「金はいらんけぇ、見ていかんかい」と誘われ、「じゃあお言葉に甘えて」と家族で三塁側に入れてもらった。

家族みんな広島ファンだったが、巨人戦のビジター側、入って何分も経たないときに巨人の選手のファウルボールが見事なまでに私めがけて飛んできて、肩甲骨の辺りに当たってしまった。

救急車(だったかどうか記憶が定かではないが)で病院に運ばれ、幸い大事には至らなかったが、親父が「タダほど高いものはない、とはこのことじゃのぉ。お父ちゃんが手を伸ばして止めてやりゃあよかったのぉ。すまん、すまん」と。

ちなみに、今の中央公園の辺りには、ガラス張りのこども図書館と、動物園と呼べるほど大きくはないが、キジやクジャクなどの小動物が檻に入れられた施設があった。