hiroshinji’s diary

生まれて小・中・高・大学生までの思い出を綴ってます

0523【2021年プロ野球】

今年のペナントレースもセパとも前年最下位のヤクルトとオリックスの優勝で終了した。CSと日本シリーズは終わっていないが、カープは4位でCSに進めなかったので、個人的な感想を書いてみる。誰に聞いてもほぼS監督の評判は最悪、今年限りで辞めてくれと願っていたが、来季の続投が決まってしまった。首位打者鈴木誠也をはじめ、坂倉・小園の成長、林の台頭など、チーム打率はセ・リーグトップで、打つ方はそれなりの結果を残したと思う。欲を言えば西川・松山・野間が今一つ、田中広輔と堂林が全くだめだった。

ピッチャーは九里・栗林のくりくりコンビは良かったが、2年目のジンクスではないだろうが、森下が打線の援護に恵まれなかった不運もあり、特に後半戦勝ち星から遠ざかった。大瀬良も10勝と帳尻合わせはしたものの、大事な試合でポカが多かった。九里が初の二けたで同率ながらの最多勝のタイトルは評価できるが、まだまだ絶対的エースとは言い難い。新人でいきなり守護神に抜擢された栗林は大したもの、今年は新人王争いのレベルが高いが、是非とも取って欲しいものだ。

打つ方では、坂倉の成長は大したもの。キャッチャーとファーストの2足のわらじを余儀なくされての打撃2位は立派である。個人的には小園はあまり評価してなかったが、完全に田中広輔からショートのレギュラーを奪い取り、最後の最後まで3割に届くかと固め打ちしたのは頭が下がる。守備もポカはまだあるが、投手を助けるプレーもかなりあった。

最後に鈴木誠也。来シーズンは恐らくポスティングシステムにより大リーグへ行ってしまう可能性大で寂しい限りではあるが、貢献度はやはりナンバーワン、今後も応援したい。終盤39本の村上と岡本に並ぶチャンスは残されていたにも関わらず先発から外れていたのは正直がっかり。本人はタイトルには全く興味がないと言いながら、首位打者は死守したかったのだろうか。もう1本打って二冠を引っ提げて大リーグ入りして欲しかった。

誠也が抜けて来シーズンは明らかに戦力ダウンとなるのは否めない。前ケンが抜けても優勝・3連覇した再現を期待したいものだが、果たしてどうなることやら。