hiroshinji’s diary

生まれて小・中・高・大学生までの思い出を綴ってます

0406 会社訪問と就職

当時は4年生の10月1日が会社訪問の解禁日。10月1日には時計のセイコーの前身服部時計店を訪問した。文科系の私は、特別どうしてもこの業種に就職したいというものはないが、私なりの考えである程度業種を絞り込んだ。その業種は精密機械業界で、資源を持たない加工貿易国日本では、製品にいかに付加価値を付けるかがポイントであり、時計・カメラなど海外でも評価の高い会社を中心にターゲットを絞った。服部時計店シチズン、キャノン、パイオニア、富士写真フィルム、リコーなどなど。すべり止めと言っては失礼だが、ゼミの先輩の関係で訪問した○○社は即内定をもらえていたが、結局上の6社の中ではリコーの内定をもらっていた。

一方で、普通に会社訪問をしたものの、4年間広島を離れてみて、自分はやっぱり広島の街が好きだというのと、民間に就職したら営業職で転勤、転勤で全国どこに行かされるかわからないというのよりも、ずっと広島に居れる方がいいなあと。また父親が公務員だったが、それを継ぐというのもいいかも、自分の性格的に営業職よりもこつこつやる公務員の方が性に合っているかも…。いろんなことを考えて、ほとんど公務員試験の勉強はしていなかったが、広島市広島県の上級試験だけ受けてみた。その結果、幸運にも広島市の方は合格をもらえた。