hiroshinji’s diary

生まれて小・中・高・大学生までの思い出を綴ってます

0310 受験勉強あれこれ (←高校時代に追加)

受験勉強を始めたのは、サッカー部を引退した3年の6月からで、夏季講習を含め予備校には全く通わなかった。

今はラジオNIKKEIという名前になっているようだが、短波放送のラジオ講座はテキストを買ってやっていた。深夜に放送があったため、聴きながら寝ているということがよくあり、目が覚めるとテキストにシャーペンのあとがついてるというのが一度や二度ではなく、自分ひとりで苦笑いということがよくあった(笑)。

3年の夏休みには最初の1週間くらい高校が補習をやってくれていて、もちろん強制ではないが参加した覚えがある。

どんな参考書を使っていたかはあまり覚えていないが、当時からすでに赤本(大学ごとに過去の試験問題を掲載したもの)はあり、英単語、熟語を覚える「しけ単」、「しけ熟」もあったが、当時は別の出版社から「出る単」、「出る熟」というのがあった。今検索するとでる単しけ単と同じで地方により呼び方が違うと出てくるが、私の記憶が確かならば、別の本があった。また、私は使っていないが我々世代より前は赤尾の豆単というのが超ベストセラーだったようだ。この赤尾さんというのは旺文社の創設者のようだ。

あと、なくようぐいすやいいくにつくろうは参考書を見るまでもなく有名であるが、年号を語呂合わせで覚える参考書が世界史・日本史ともあり、私は買ってはいないがもっとも記憶にあるのは

いくいく人はベルサイユ → 1919年ベルサイユ条約

なんと最近はいいくにつくろうではなくいいはこつくろうに変わっていたとは!

語呂合わせはただ覚えるだけなら絶対で、長い英単語はいくつか覚えたが、今でも記憶に残っているものもある。

パン食っちゃ歩く、時間厳守の punctual

あと燃す火はないか、キャンプファイヤーの雰囲気は大切だ atmosphere

下の方はちと長いが(笑)。

三つ子の魂百までではないが、子どもの頃覚えた記憶は今もしっかり覚えていることが多く、受験で覚えたことで今でもよく覚えているのは、

古文の打消しの活用形…ずとざりを別々に覚えず、一緒に覚えるのがかっこよくて、

ず・ざら・ず・ざり・ず・(とん)・ぬ・ざる・ね・ざれ・(とん)・ざれ

※活用形がないところは「とん」と覚える

また、漢文の慣用句「いずくんぞ………や」

王侯将相いずくんぞ種あらんや(王や諸侯、 将軍や宰相となるのに、決まった種(家柄)なんかありはしないのだ) などをよく覚えている。

あと、これは全部は覚えられなかったが、歴代総理大臣の覚え方ってのもあった。

いくやまいまい、おやいかさかさ…

覚えているのはここまでだ。

い・・・伊藤博文(いとうひろぶみ)
く・・・黒田清隆(くろだきよたか)
や・・・山縣有朋(やまがたありとも)
ま・・・松方正義(まつかたまさよし)
い・・・伊藤博文(いとうひろぶみ)
ま・・・松方正義(まつかたまさよし)
い・・・伊藤博文(いとうひろぶみ)
お・・・大隈重信(おおくましげのぶ)
や・・・山縣有朋(やまがたありとも)
い・・・伊藤博文(いとうひろぶみ)
か・・・桂太郎(かつらたろう)
さ・・・西園寺公望(さいおんじきんもち)
か・・・桂太郎(かつらたろう)
さ・・・西園寺公望(さいおんじきんもち)

歴代天皇も全部覚えている人もいるが、大したもんだと思う。

 

少し前までは朝バスや電車の中で赤い下敷きで教科書を隠して覚える高校生がいたが、最近は受験勉強もスマホのアプリでやっているみたいで、時代は変わったものだ。