番組が始まったのは、私が中2のときのようだが、デビュー第1号はその翌年の森昌子で、桜田淳子・山口百恵とともに「花の中三トリオ」と呼ばれた。この3人は私の1個下になる。人気は百恵派と淳子派とに二分し、世間一般では若干百恵派の方が多かったかもしれないが、私は断然淳子派だった。
17の夏、夏にご用心、気まぐれヴィーナスの夏三部作や、初めての出来事、ひとり歩き、天使のくちびる、ねえ気が付いてよ、などなど、正に私の青春そのものだった。当時は月刊平凡・明星にアイドルのポスターが付録で付いており、当時の男子がよくしたように、自分の部屋の壁や天井に貼っていた。
かなりミーハーだった私のお気に入りは、奥様は18歳の岡崎友紀に始まり、天地真理、浅田美代子、あべ静江、桜田淳子、キャンディーズ(蘭ちゃん)などなど。その後は森尾由美なんかも好きだったなあ。
ちょっとマイナーだが、高3の夏に林寛子が広島の海水浴場に来ると聞いて、友達と一緒に見に行ったが、肌が透き通っていてすごいオーラがあり、やっぱり本物の芸能人はすげえと感激したものだ。「素敵なラブリーボーイ」、可愛かったなあ。
♪あなたはとくべつなおとこのこ~♪ わたしをじゆうにできる~♪
ご存知のとおり、その後キョンキョンがカバーしてヒットした。